IPCC 第5次評価報告書

IPCC第5次評価報告書
2014年
発行:IPCC

2015年12月 フランスのパリで行われたCOP21においてパリ協定が成立しました。

国連の温暖化に関する交渉は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による科学的な知見をもとに進められています。パリ協定は、2013年〜2014年にかけて公表された、IPCCによる「第5次評価報告書」の知見をもとに成立しました。

「第5次評価報告書」の重要な指摘の1つとして、20世紀半ば以降に観測された温暖化の主な要因が人間活動にある可能性が極めて高いということが示された点が挙げられます。

また、本報告書は3つの作業部会と統合報告書によって構成されています。

・第1作業部会の報告『気候変動2013 – 自然科学的根拠』
・第2作業部会の報告『気候変動2014 – 影響・適応・脆弱性』
・第3作業部会の報告『気候変動2014 – 気候変動の緩和』
・統合報告書

IPCCは同報告書の内容を作業部会別に紹介するために動画を作成しており、その動画に日本語字幕を付けたものを環境省が公開しています。

『気候変動2013 IPCC第1作業部会:自然科学的根拠(IPCC公式動画日本語字幕付)』
https://www.youtube.com/watch?v=muztYGDt53g&t=165s

『気候変動2014 IPCC第2作業部会:影響、適応及び脆弱性(IPCC公式動画日本語字幕付)』
https://www.youtube.com/watch?v=WhPsVIxzQCk

『気候変動2014 IPCC第3作業部会:気候変動の緩和(IPCC公式動画日本語字幕付)』
https://www.youtube.com/watch?v=cbYWYrBpSvI&t=73s

なお、「第5次評価報告書」の確定訳や概要は次をご覧ください。http://www.env.go.jp/earth/ipcc/5th/

文責:安齋麻友子

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