世界気象機関(WMO):2050年の天気予報

気候変動は目に見えて変化する日々の天気とは違い、長期的な視点で調査をして初めて地球の変化に気が付くことができます。気候変動に世界全体で取り組まなければならなくなった今、一人ひとりがその変化を認識していくことは不可欠です。ここではその一つの材料として、世界気象機関(WMO)が制作した天気予報を紹介します。

2014年にニューヨークで開催された国連気候サミットの開催に向けてNHKが作成したこの動画は、気候変動が深刻化した場合の2050年の日本の天気を、天気予報仕立てで解説しています。
猛暑やスーパー台風などの異常気象、季節外れの降雪、さらには海面上昇によって引き起こされる難民や紛争の発生など、気候変動によってもたらされる諸問題が科学者の解説と共に分かりやすくまとめられており、気候変動学習の導入としておすすめです。

文責:岡田英里

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